こんにちは!ひろとです。
よく「自分のやったことは良いことも悪いことも必ず自分に返ってくる」と言いますよね?
まるで鏡に反射する光のように。どうせ返ってくるなら、良いことが返ってきて欲しいものです。
実はこれは、日頃の行動や考え方を少し変えるだけで「良いことが返ってきやすくなる」のです。

本当に自分の行動って返ってくるんですか?

うん。すぐじゃなくても、後でふと返ってきたって思う瞬間があるよ。
今日は「鏡の法則」をテーマに、良いことを呼び込むための行動や考え方についてお話しします。
自分の行動・発した言葉は必ず返ってくる
今、あなたの身の回りで起こっていることは、過去の自分の言動が反映されて起こっているものです。
日頃から感謝の言葉をしっかり伝える人には、感謝を言いたくなるような出来事や、誰かに感謝してもらえる機会が訪れます。
もちろん、その反対もあります。人に文句ばかり言っている人は、他の人から文句を言われることが多いのです。
あるとき私は飲食店で現金1万円を支払い、くしゃっとした紙幣でお釣りを受け取りました。
その瞬間は少し不快に思ったのですが、家に帰って掃除のされていない部屋を見てハッとしたんです。
「自分が日頃から雑にしていることが、そのまま自分に返ってきているんだ」と。

へぇ、そんなことでも返ってくるんですね。
でもそれってただの偶然じゃないんですか?

そう思うかもしれないけど、自分ごとと捉えて行動を改めると人生の質が上がるんだよ。
偶然と思えばそれまで、だけど気づきに変えるかどうかが大事なんだ。
今すぐにできることは?
まずは「感謝を伝える機会を増やす」ことから始めましょう。
おすすめは1日の終わりにその日を振り返ること。
「あの時ありがとうと言えなかったな」と思う場面が浮かんだら紙に書き出しましょう。
特に家族や身近な人への感謝は忘れがちです。
ご飯を作ってくれる、洗濯をしてくれる、掃除をしてくれる──これらを当たり前に思っていませんか?
当たり前の裏には誰かの思いやりがあります。

でも、毎日ありがとうっていうのって、ちょっと気恥ずかしいかも…

最初はね。でも紙に書き出すだけでもいいよ。それを習慣にすれば自然に言えるようになるんだ。
鏡の法則を人間関係や仕事に活かす
鏡の法則はプライベートだけでなく、仕事やビジネスの場でも大いに役立ちます。
例えば、職場で上司や同僚に「気持ちの良い挨拶」を続けると、不思議と相手からも返ってきます。
逆に、無愛想にしているとその空気が伝わり、周囲もギスギスしてしまいます。
営業職なら「自分が売りたい気持ち」よりも「相手に役に立ちたい気持ち」で接すると、自然と信頼が返ってきて成果につながります。
これは小手先のテクニックではなく「心の持ち方」そのものが結果を左右する、まさに鏡の法則の実例です。
ネガティブな癖を手放す
感謝を増やすのと同時に、ネガティブな癖を減らすことも大切です。
文句や批判を口にする代わりに、「じゃあどうしたら良くなるのかな?」と建設的に考える癖をつけると、自然と周りの反応も変わります。
SNSで愚痴を書きたくなったときは、あえてポジティブな出来事を一つ投稿してみる。
これだけでも、不思議と心の中の鏡が磨かれていきます。

私、つい愚痴っちゃうんですよね…
でも愚痴ってストレス発散になるし。

確かにスッキリはするよね。
でも、ポジティブな言葉に変えると、発散だけじゃなくて成長にも繋がるんだ。
即効性はないけれど、確実に返ってくる
ここで注意したいのは、「すぐに結果が出るわけではない」ということです。
感謝や良い行いの効果は、忘れた頃に返ってくることもあります。
もし、「こんなにやっているのに効果がない」と思ってしまうと、その気持ちがまた返ってきてしまいます。
大切なのは見返りを求めず、自然に立ち振る舞えるようになることです。
何事も日々の積み重ねが未来を形づくります。

じゃあ、頑張ってもすぐには返ってこないんですね。
ちょっともどかしいなぁ。

そうだね。でも即効性のあるものは短命なんだ。
長く続く効果は、積み重ねの中でしか得られないんだよ。
まとめ
「鏡の法則」とは、自分の行動や言葉がそのまま自分に返ってくるという考え方です。
日常の小さな行動──感謝を伝える、ポジティブな言葉を選ぶ、周囲を思いやる──これらが未来の自分を形づくります。
すぐに効果が出るわけではありませんが、積み重ねることで人間関係や仕事の成果が自然と好転していきます。
偶然と片付けるのか、学びと捉えるのかで未来は変わります。
今日からできる小さな一歩が、数年後の大きな幸運に繋がるのです。

