短期退職は不利?再就職でつまずいた私が見つけた打開策

短期退職は不利? 転職活動

こんにちは!ひろとです。

最近、「GW明けに新入社員が退職した」といったニュースやSNSの投稿をよく見かけます。

働く上での価値観が多様化する中、短期での退職を選ぶ人が増えているのも事実です。

あおい
あおい

最近、友だちも入社してすぐに辞めちゃったんですよ。『合わなかった』って。

こういう話、ほんとよく聞くようになったかも

ひろと
ひろと

わかる。実は僕も新卒で入った会社を1年経たずに辞めたことがあってさ。

あおい
あおい

そうだったんですね…!今はすごく前向きに見えますけど、大変だったんじゃないですか?

ひろと
ひろと

うん、正直しんどかった。でもその経験があったからこそ気づけたこともあるよ。

かくいう私も、新卒で入社した会社を1年未満で退職した経験があります。

当時は心身の限界を感じ、やむなく退職を決断しました。

しかし、そこからの再就職は決して簡単なものではありませんでした。

今回は、私の体験をもとに「短期退職がもたらす壁」と「それをどう乗り越えたか」についてお話しします。

短期退職が不利になる理由

1. ポジティブな転職理由を伝えにくい

短期で会社を辞めてしまうと、実績やスキルが十分に蓄積されていないことが多く、転職理由に説得力を持たせるのが難しくなります。

例えば、「キャリアアップのため」という理由を使いたくても、その裏付けとなる成果やスキルがないと採用側は納得しづらいものです。

そのため、「前向きに見える退職理由を、事実に即して整理する」ことが重要です。

嘘をつく必要はありませんが、視点を変えてポジティブに伝えることがカギになります。

あおい
あおい

たしかに、すぐ辞めた理由ってすぐに聞かれますよね…。正直に言っても大丈夫ですか?

ひろと
ひろと

正直に話すことは大事。でも、”どう前向きに捉えているか”も一緒に伝えると、相手の印象はかなり変わるよ。

あおい
あおい

なるほど…。ネガティブな理由だけじゃなくて、次にどう活かすかも話せるといいんだね。

2. 社会人としての基礎力が不足しがち

新入社員で1年未満での退職だと、ビジネスマナーや仕事の進め方といった社会人の基礎がまだ十分に身についていないケースが多くあります。

第二新卒という扱いにはなりますが、新入社員のときのような手厚い研修を中途入社で受けることはまずありません。

したがって、自分でビジネスマナーや基礎的な業務スキルを学び直す必要があります。

また、「入社後は即戦力」が期待される転職市場では、「自力で学べる姿勢」も重要視されます。

あおい
あおい

中途採用って、新卒と違っていきなり即戦力扱いされるイメージありますよね。

ひろと
ひろと

その通り。だからこそ、自己学習で”社会人力”をカバーしないとね。僕もマナー本とか読みまくったよ。

あおい
あおい

やっぱり自主的に動けるかどうかがカギなんですね…メモメモ!

3. またすぐに辞めるのでは?と警戒される

企業は人材の採用にコストと時間をかけています。

短期で退職した人材に対しては、

  • 「すぐ辞めてしまうのではないか?」
  • 「職場に馴染めなかったのでは?」といった懸念を持たれる可能性があります。

そのため、「なぜ辞めたのか」だけでなく、「次はどうして長く働けるのか」もセットで説明することが重要です。

例えば、企業から「あなたが転職先に求めることは?」と聞かれたときに、「長く働くために必要な環境はこうだと思っています」と答えられると説得力は増します。

あおい
あおい

面接って緊張するし、『またすぐに辞めるのでは?』って聞かれたら詰まりそうです…。

ひろと
ひろと

その不安、めちゃくちゃわかる。でも自分なりに”次こそ長く働くために必要な条件”を考えておくと答えやすくなるよ。

あおい
あおい

はい、準備しておくってやっぱり大事ですね!

体験談:私が早期退職を決断した理由とその後

私自身は、心身ともに限界を感じて退職をしました。

具体的には、長時間労働や休日出勤が常態化しており、体調に異変が出てきたからです。

心身の健康を損なうまで無理をして働く必要はありません。

違法な長時間労働やパワハラ・セクハラなど、いわゆる「ブラック企業」に該当するような職場にいる場合、早期退職という選択は正しい判断だと今でも思います。

あおい
あおい

再就職って、正直難しそうですけど…どうやって次を見つけたのですか?

ひろと
ひろと

退職理由を”ただの言い訳”にしないように意識したかな。体調のことも正直に伝えて、次はどう働きたいかを明確に話したら、ちゃんと理解してくれる会社に出会えたんだ。

あおい
あおい

正直さって、やっぱり伝わるんですね。

私が再就職できたのは、「正直に、前向きに」退職理由を伝えられたからです。

  • 長時間労働で体調を崩したこと
  • 次はワークライフバランスを重視したいこと
  • 長く働くための職場環境を重視していること

これらを丁寧に伝えた結果、理解を示してくれる会社に出会うことができました。

リスキリングという選択肢もある

短期退職の大きなデメリットの一つにスキル不足があります。

しかし、それを補う方法もあります。

それはリスキリング(学び直し)です。

例えば、

  • オンライン講座(Udemyなど)
  • オンラインスクール
  • 職業訓練校や通信講座

こうした手段で新しいスキルを身につけることで、再就職時に自信を持ってアピールできるようになります。

※注意点として、短期退職後は雇用保険の給付を十分に受けられない可能性もあるため、金銭面での準備も必要です。

あおい
あおい

スキル不足って痛いところですけど、今は学び直せる手段が多いのは救いですね。

ひろと
ひろと

そうそう。空白期間をこういった自己学習に活用するのも方法の一つだよ。

僕の周りでもデザインツールの講座を受けて、ポートフォリオを作って転職した人がいたよ。

あおい
あおい

行動すればちゃんと次に繋がるんですね。

まとめ:短期退職でも再スタートはできる

短期退職にはたしかにリスクや不利な点があります。

ですが、それらにきちんと向き合い、

  • 自己分析をして退職理由を整理する
  • 必要なスキルは自力で身につける
  • 次の職場では長く働きたいという意志を具体的に示す

といった準備をすれば、再スタートは十分可能です。

私自身も、そうやって次の職場に出会えました。

短期退職で悩んでいる方に、少しでも前向きな気持ちになっていただけたら嬉しいです。

あおい
あおい

『短期退職=終わり』ではないんですね。

ひろと
ひろと

うん、むしろ”再出発のきっかけ”になることもあるよ。大事なのは、立ち止まって自分と向き合うことだと思う。

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